継続力を高める方法「自分とは戦わない」
頭のいい継続こそ力なり
第1章に引き続いて、第2章のご紹介になります。まだ、第1章の記事を見ていない方は先に継続力を高める方法「すぐできることをやれ!」を見てください。
さて、第2章では継続するために陥りやすいマインドである「自制する」ということに注目しています。実際にダイエットであったり、運動など始めるときに
頭のいい継続こそ力なり
塚本亮さん著書の「頭のいい継続力こそ力なり」です。今回は、第2章の中から重要なことを3つご紹介します。(私の意見が多分に含まれますのでご了承ください)
自分に負けそうと感じたら?
続けることが辛くて、「自分に負けそう」と思ったときみなさんはどうしますか?
結論:意思力に頼らない!
人間の意思に頼って何かを続けて行くのには、限界があります。そして、毎回毎回自分と戦うことになってしまいます。そのため、疲弊してその結果やめてしまうのです。なので、意思力に頼らずに続ける必要があるんです。
自分と戦わない工夫が必要です。
では、どのようにすれば意思力にとらわれず、続けられるのか。次の項目に答えがあります。
目標を繰り返し見ても意味なし!
目標を達成したいとき、みなさんはどうしますか?
結論:誘惑に接触しない!
これは、結構重要だと思います。普通に生活していて、テレビ・スマホなど現代は、誘惑だらけの生活をおくっています。テレビやスマホは、私たちの時間を奪う魔物のようなものです。
そんな魔物対策が必要であると著者は言っています。
過去を振り返ってみて、仕事から帰ってきて運動・勉強しようと思ったとき・朝起きて運動・勉強しようと思ったときそんな時についテレビやスマホを見てしまってそのまま見続けた結果、運動・勉強は結局しなかった。なんてことはありませんか?
誘惑に打ち勝つことは、難しいです。なのでそう言ったものと接触しないような環境に持って行くことが重要になります。魔物は、スマホ・テレビ・食事など人によってやその時のシチュエーションによってさまざまです。自分で、継続したいことの妨げになりそうなものをあらかじめ予測して、それに接触しなくてもいい状態を作りましょう。
やるのを忘れた!をなくすためには?
やるのを忘れてしまった!を防ぐためにみなさんはどうしますか?
結論:カレンダーにその都度スケジューリングする!
著者は、Googleカレンダーに落とし込んでいくとありますが、すでにスケジュールを別の方法で管理している方はその方法でもいいと思います。肝心なことは、「あらかじめ決めておくこと」です。
意思力に頼らないために、「やる」か「やらないか」ではなくもう予定に入れてやるしかない状態にしておくのです。ちなみに繰り返し設定はNGです。「自分で決めた」という感覚が薄れていき、モチベーションの低下につながってしまうからです。
さらに、カレンダーに入れる内容も具体的にすることでより「自分で決めた感覚」を持てて効果的です。
例えば、勉強であれば→勉強:英語 ○章(○ページ)
運動であれば→運動:〇〇ルート
など細くしてみてください。
第2章まとめ
今回の第2章では、自制では継続は続かないということがわかりました。結局、人間の意思力というのは弱いし、誘惑はとても多いので機械的にやって行く必要があるということでした。その中でも、モチベーションを上げながら続けて行くことで、より継続しやすくなってくるので今回の内容を実践していただけたら、また一つ継続力が上がると思います。
第2章では、その他にも「早起きするためには」「ダイエットを始めるなら」「浪費グセをやめるには」などの方法についても書かれているので一度読んでみて欲しいです。
次回は、第3章継続力を高める方法③「動機はさっさと変えるべし」になります。
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