継続力を高める方法「動機はさっさと変えるべし」
頭のいい継続こそ力なり
この章では、第3章のご紹介になりますので、まだ第1章を読んでいない方は先に継続力を高める方法「すぐできることをやれ!」を見てください。
第2章継続力を高める方法「自分とは戦わない」も読んでください。
さて、第3章では、継続する時に必要なモチベーションの考え方についてご紹介します。
一般的に、目標を掲げる時には最初に目標を決めて、その目標のために突き進んでいく!ことが多いと思います。著者は、最初に決めたことを重要視せずにどんどん変えて行く方が継続的に目標に近づいて行くことができると言っています。そのため、「初心を貫く」ではなく「動機はサッサとすり替える」ことを推奨しています。
頭のいい継続こそ力なり
塚本亮さん著書の「頭のいい継続力こそ力なり」です。今回は、第3章の中から重要なことを3つご紹介します。(私の意見が多分に含まれますのでご了承ください)
続けやすいメチベーションとは?
何かに取り組み始めるときのきっかけとして、いろいろと動機があると思いますが、その理由は皆さんどう考えていますか?
あまり深く考えることではないと思いますが、この考え方で継続力が変わります。
結論:内発的な動機付けで動け!!
内発的な動機付けって何?と思われるかもしれません。動機づけには、「外発的な動機付け」と「内発的な動機付け」というものがあります。
「内発的な動機付け」は、簡単にいうと心の底からやりたいと欲することです。
好きでやっていることが結局一番続くということですね。しかし、目標というのは、好きなことではないことが多いと思います。好きになるまでも時間がかかると思います。そういう時には、「動機のすり替え」を行うことでそれを解消することができます。次の項目から詳しくご紹介します。
上達するまで続けるためには?
好きになると言っても、なかなか上達したり、成果が出ないと継続って難しいですよね。
成果・上達までモチベーションを保つ方法は?
結論:一緒にできる仲間を探せ!!
ひとりで辛い毎日を継続することは困難です。しかし、一緒に行う仲間がいればそれは別です。
前項で「動機のすり替え」という話をさせていただきましたが、これが非常に重要になってきます。
著者は、「第二の動機を作るべし」と言っています。
例えば、ジムに行って体を鍛えるのが第一の動機だとします。それに、第二の動機であるジムに行って可愛い受付の人と話をするとかジムに来ている人と世間話をするなど特に負荷のかからない動機を作るのです。するとどうでしょうか?体を鍛えるぞ!!という動機はなかなか続けることは難しいですが、とりあえずジムに行って世間話しようとか可愛い受付の子と話そうとかなら全然苦ではないと思います。結果としては、ジムに行って鍛えることもできています。これが「動機のすり替え」です。
そして、その「動機のすり替え」をするためには仲間と一緒に行うことが効果的なのです。
能率を上げるためには?
続けることができても、結果がついてこないとやはり継続することは難しいです。そのため、能率をあげる必要があります。では、能率を上げるためにはどうすればいいのか?
結論:場所(環境)を変える!!
勉強がしたい!でも、すぐにテレビとか見ちゃう。そんな人は、場所を変えてください。
勉強しかいできない場所、例えば図書館や近くのカフェなどできるところはたくさんあると思います。ここに行けば、勉強がはかどると脳に認識させれば勝ちです。効率的に勉強ができるでしょう。
運動も一緒です。毎日同じコースでは、飽きてしまいますが、色々なコースを自分で作ることで、飽きることなく続けることができます。要は、自分にどうやってやる気スイッチを入れるかです。
場所を変えれば、やる気が上がるというのはみなさんも経験が一度はあると思いますのでイメージは出来ると思います。場所をスイッチにしてモチベーションを上げて能率を上げていきましょう!
第3章まとめ
さて、今回は第3章を紹介させていただきました。
心の底からやりたいと思えるように、やる気スイッチを入れれる場所で、一緒に出来る仲間と行う。そんな内容でした。実践しやすいのは、場所を変えるというところではないでしょうか?
毎日運動したいけどできない人は、ジムに行ったり。勉強できない人は、図書館に行ったり。こう考えると、結構当たり前のような気もしますが、なかなかできないですよね?一緒に行う仲間がいれば一歩を踏み出せるかもしれませんよ。
第3章では、他にも個別の事象に対して「動機のすり替え」について書かれていますのでぜひ読んでみてください。
次回は、第4章継続力を高める方法④「目標の立て方が鍵」になります。
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