人から怖いと言われてしまう【人間関係のお悩み】
41歳
自分がどう見られているのだろうと、いうことで悩んでいます。
というのも周りから、怖く見られているようです。
仕事では、お客さまにも言われ、家族にも言われてしまいました。
どうすれば自分が怖いことを自覚できますか?
また、どうやって柔和にしていけばいいのでしょうか?
それはとてもラッキーなこと
他人から怖いと思われることは、素晴らしいパーソナリティーです。
これを徹底的に利用して人生を楽しく送ってやろうと考えれば「怖くない」と思われている人よりも、「怖い」と思われている人の方が圧倒的に人生は楽しいと思います。
どうやって柔和にするかよりもどうやってもっと怖がられるかを考えたほうが人生の展開はずっと楽しいと思います。
尖っている部分を徹底的に伸ばして、あの人はああいう人だと思われた方が人生は遥かに楽になります。
素晴らしい性格を持っているのですから怖がられる世界チャンピオンになってやろうと思って頑張ってください。
私ならどう考えるか
今回の相談とその返答については、一定の理解できる部分とそうではない部分があると感じました。
まず、理解する部分としては、長所を伸ばせというところです。
子供の時から周りに合わせるという教育を受けてきた私たちは、人と違うことを極端に嫌う傾向にあります。
しかし、本来人はみな違うものなのでみんな違ってみんないいんです。
これは共存するんです。
この部分に関しては、かなり適切な意見だと思います。
理解できない部分については、相談者の怖がられたくないという部分について曖昧になってはいないか?と感じたところです。
確かに、長所「怖がられる」ということを伸ばすことで人生に展開は求められるかもしれませんが、そこに相談者のマインドがついていけるのかということが疑問です。
長所を伸ばし、怖がられるということを自分で理解して、使いこなしていくことでコミュニケーションもとりやすくなる。そして、長所を伸ばせば、柔和な部分も後からついてくるので大丈夫という話があってもいいのかと思いました。
光が強くなれば、その分影もはっきりしてくるので、長所を伸ばせば他も伸びてきますよーって話ですね。
本なのでそこまで書けなかったということだとは思いますが、私はそう感じました。
今回の悩みについて
今回の悩みは、出口治明著「出口治明の人生問答集」から引用しています。
同じような悩みのある方の参考になればと思います。
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